京都開拓
恋人に会うため、年に2.3回京都へ行く。
仕事の休みを長期でいただいた時は、ひとり観光をしてから帰ることもあった。ハマっ子が、京都に馴染もうとしているご様子です。
おすすめ、喫茶 「チロル」
お店に入ると急に強い雨が降ってきた。案内された壁際のひとり席に座り注文を終えたあと、正面にあった窓から外の景色を眺めていた。暗い雲がかかり、強く雨が降っている。でも不思議と雨音は聴こえない。少し低いテーブルに肘をのせて、炒めるフライパンの音と、外人のお客さんたちの英会話を聞いていた。当然何を言っているのか分からないけれど、このアットホームな昔ながらの空間の中で、異国の会話が聞こえるという、なんだか贅沢な時間を過ごした。
頼んだのはオムライスと見せかけて やきめし の玉子のせ。焼き飯の上に薄く焼いたたまごとケチャップ。 食べる前から美味しい。食べてももちろん美味しかった。カレーやたまごサンドも人気らしいので、また今度食べることにする。
もう1箇所のおすすめ、
「京都府立植物園」の観覧温室。
見応え抜群。平気で1時間いれるレベル。植物ってやっぱり凄い。眺めていただけなのに、疲れがパッと消えてなくなっていった。これが生命の力だと思い知らされた。
当然 小さな植物にも、違いの分からない植物にも、一つ一つ名前がついていた。この子の存在は一体誰が見つけ、正体を明かし、名前をつけたのか。
最近、植物博士になりたかったと思うことが増えてきた。現実社会から逃れたいのか、静かに生きる植物たちが羨ましく惹かれてしまっているんだと思う。空気のおいしい青々とした山奥で静かに暮らしてしまいたい。無いものねだりだな。
0コメント